シカゴ大学は <アメリカ・大学・教育>

アメリカ合衆国イリノイ州シカゴにある私立大学。

バプティスト教会とジョン・D・ロックフェラーの寄付により1890年に創設され、エール大学教授でヘブライ語学の権威のウィリアム・R・ハーパーWilliam Rainy Harperを初代学長に迎えて、92年から開校された。

ハーパーは真の学術研究中心大学の創造を目ざし、学部課程のカレッジ教育、大学院教育、地域社会奉仕、大学出版部など、高等教育の活動と考えられるものはすべて大学に取り込もうとした。

1929年、30歳で学長になった教育学者ロバート・M・ハッチンズRobert Maynard Hutchinsの古典による一般教育カリキュラムの導入、ジョン・デューイの教育実験学校の設置、四学期制の創始、成人のための公開講座やプログラムの開始、大学前期教育としてのジュニア・カレッジの考え方、女性に対する平等な教育や就職機会の開放などの点で、アメリカ高等教育の先駆けとなった。

現在は学部課程のシカゴ・カレッジや、学部課程・大学院課程に共通の4分野の学芸部門と、経営学、法律学、医学、社会事業学、神学、公共政策学の六つの専門職大学院、成人対象の経営など実学系プログラムも含む一般教養を学ぶグラハム・スクールGraham School of General Studiesを擁しており、学部課程よりも大学院レベルの学生数が圧倒的に多い。

東部のアイビー・リーグと比肩される中西部の名門私学としての声価を誇っている。

2003年現在、教員数2160人、学生数約1万3400人。
update:2010年03月18日